2015年7月30日木曜日

納涼床


東進こども英語塾 高野西開町教室は京都市左京区の高野で、鴨川から徒歩3分程の所で開講しています。(詳しくは「アクセス」をご覧ください。)

鴨川と言えば二条~五条間の川沿いに木屋町や先斗町の料亭やレストランが夏の時期に納涼床を立てている情景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。



京都は外国人観光客が非常に多く訪れる地域ですので、今回は外国の方に納涼床を説明する場合にどのような表現で伝えることができるのかをご紹介します。


●5月~9月にかけて、100軒前後の料亭やレストランが鴨川沿いに納涼床を立てます。川の音やそよ風、美しい風景で涼しくリラックスしたひと時を送ることが出来ます。
Approximately 100 restaurants set up outside riverside dining platforms called noryo yuka along the bank of the Kamo River between May and September. The cool breeze, the sound of the river, and the beautiful view refresh and relax people there.

●「納涼」とは夏の涼しさを楽しむことを意味し、「床」とは木造の床、テラス、バルコニーを意味します。
Noryo means to enjoy the cool of the evening in summer. Yuka means the wooden platform, floor, the balcony, or terrace.

●京都の夏は非常に暑くてじめじめしていると有名です。盆地で山に囲まれている地形がその理由であるとも言われています。
Kyoto is famous for being very hot and humid in summer because of its geographical feature which Kyoto is located in a basin.

●納涼床は江戸時代に始まったと言われており、明治時代には7、8月に川の両岸に床を立てていたそうです。
Setting up the platforms started in Edo period (1603-1868), and they were set up along the both banks of the river in July and August in the Meiji period (1868-1912).

日本の伝統や文化を外国の方に伝える時は、直訳できない日本語独自の表現が数多く出てきてしまい困ってしまうこともあると思います。例えば納涼床を直訳する表現がないことや、江戸時代をEdo periodと言っても外国人にはいつの時代であるかはほぼ伝わらないと思います。そのような時は、その日本語の言葉の意味を一つひとつ丁寧に説明することで伝えられます。例えば上記の文章に挙げたように、「納涼とは○○という意味」だと伝えたり、「江戸時代とは○○年の時代」だと伝えたりすることで、その地域の言語や時代背景を知らない外国人にも理解できます。

英訳に挑戦する際は、いきなり難しい英語表現を使おうと意気込まずに、まずはできる限り簡単な日本語の文章を考えてから知っている英単語を中心に英訳し、慣れてきた頃に少しずつ英訳する文章の難易度をあげていくことで力も向上していきます。




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