2013年9月12日木曜日

読み聞かせの効果

9月も中旬にさしかかり、朝夕はずいぶんと涼しくなってきました。
秋といえば、スポーツ、芸術、食、読書など様々な分野の活動に適している季節と言われますが、皆さんはどの言葉を思い浮かべますか?

今回は「読書の秋」をテーマに、本の読み聞かせの効果について述べたいと思います。
まずは学習効果を3点ご紹介します。
1)未知の世界や様々な表現に出会うことで、想像力豊かで知識豊富なこどもに育ちます。
2)くもん出版『読み聞かせは心の脳に届く』(著者:泰羅雅登さん)によると、脳科学的に読み聞かせを研究された結果、感情表現を司る大脳辺縁系(心の脳)が活発に活動していることがわかりました。
3)社会常識や道徳的概念、教訓、慣習や文化などが込められた本も多く、こども達が社会について学ぶ良いきっかけとなります。

このような学びという観点のみならず、読み聞かせは親子のコミュニケーションのツールとしても最適です。ママやパパのおひざに座りながら読み聞かせをしてあげると、肌が触れ合っている状態で大好きなママやパパの声を聞けることから、こども達は親の愛情を感じ安心できるため、親子の絆が深まります。またこの「愛情を感じること」が、「自己肯定感」に繋がります。親から認められている、愛されていると実感することがこどもの成長には大切で、日々の読み聞かせは親から子への愛情表現の一つとして適しています。

読み聞かせをされる際は、少しの時間でも良いので出来る限り毎日行ってあげて下さい。また文章を読んであげるだけでなく、絵やストーリーの中で起こっていることを話題にして、お子様と会話を楽しみましょう。
例えば、「この出来事どう思う?」「この子は今何を考えているかな?」 "What's happening?" "How is he feeling?" "Is she all right?" のようにたくさん質問を投げかけてあげて下さい。ストーリーを追うだけでなく、自らの意見を考える習慣や、様々な状況、情景を想像する習慣が身に付き、自然と創造力や思考力が伸びていきます。

ぜひ親子でスキンシップをとりながら、本の世界へ一緒に旅をし、本の面白さや喜怒哀楽を共有して下さい。こども達の豊かな心を育みながら、知的好奇心を駆り立て、読書が大好きなこども達に育てていきましょう。

東進こども英語塾 高野西開町教室では、毎月第三土曜日11時から英語の本の読み聞かせのイベント(ブッククラブ)を行っています。
(第三土曜日が祝日の際はイベントをお休みしております。)

当教室に通っておられない方にもご参加いただけますので、奮ってご参加下さい。

実施日: 9月21日(土)11時~(30分程度)

参加費: 無料

場所: 東進こども英語塾 高野西開町教室
       (京都市左京区高野西開町55 タカノビル4階  
       イズミヤ高野店西隣、左京郵便局南向かい)
       詳しい行き方や地図は「アクセス」をご覧ください。

お問合せ、お申込み: 075-706-4977